オキシクリーンは本当に凄い!オキシ漬けで汚れが落ちる!そんな評判を耳にするけど、本当に激落ちするの?
自分でも気になったので、実際に試して汚れが落ちたビフォー&アフターを紹介しつつ、オキシクリーンの効率的な使い方や汚れを落とすやり方を紹介したいと思います!
オキシクリーンの基本「オキシ漬け」
あらゆる汚れを落としまくるオキシクリーンですが、その力を最大限に引き出すにはオキシクリーンの溶かし湯を作り、漬け置き洗いするのがベスト!
まずは基本の”オキシ汁”の作り方を抑えておきましょう。
オキシ汁の作り方
- タライやバケツに40℃~60℃のお湯を入れる
- オキシクリーンを付属スプーンのライン1分投入し、完全に溶かす
- オキシ汁の完成!
ちなみにオキシクリーンとお湯の量は洗うものによって変わります。
詳しくは箱の裏面に記載が載っているのでこちらをチェック!
自分で洗ったことがあるものは表にしてみたので、こちらも参考にしてみてください。
用途 | お湯の量 | オキシクリーンの量 |
---|---|---|
タテ型洗濯機での洗濯の漂白剤として | 40L | ライン1(30g)~3/4杯 |
ドラム式洗濯機での洗濯の漂白剤として | 35L | ライン1(30g)~1/2杯 |
衣服のシミ抜き | 4L | ライン1(30g) |
カーペットのシミ抜き | 0.5L | ライン1(30g) |
洗濯槽 | 高水位 約60L | ライン4×4杯(500g) |
ふきん | 0.5L | ライン1の1/8(0.5g) |
換気扇 | 4L | ライン2(60g) |
フローリング | 4L | ライン1(30g) |
畳 | 4L | ライン1の半分(15g) |
スニーカー、上履き | 4L | ライン1(30g) |
バスタブ | 半分程度 約90L | ライン4×5杯(600g) |
洗濯や洋服のシミ抜きなど、よく使う分量である”1ライン”はスプーンでいうと結構下の方。
こちらも併せてチェックしてくださいね!
おさえておきたいオキシ漬けのコツ
オキシ汁ができたら後は漬け置き洗いをするだけですが、漬け置きする時間は20分以上が鉄則です。
また、漬け置きの際はオキシ汁に手が触れないように気をつけましょう!コストコで買えるオカモトのビニール手袋なんかを用意しておくのがおすすめです。
必読!オキシクリーンを使う時の注意点
オキシクリーンを使ったおすすめの洗い方
【1】洗濯の除菌・消臭・漂白
普段の洗濯で付属スプーンをライン1分オキシクリーンを入れるだけ!どんなに汚れた洗濯物でも、一発で綺麗になります。
シミの場合は、
- 4Lの水にライン1(30g)のオキシクリーンをいれる
- 「汚れた服」をオキシクリーンに漬け置き3時間
- ガンコな汚れの場合はもみ洗いする
- その後、いつも通り洗濯する
この手順で洗濯すれば取れます!
ただ、汚れの原因や繊維の素材によっては効果が薄いものもあるので注意。
【2】靴の泥汚れ
どろんこまみれになった子供の外履きをオキシ漬けして洗ったら、新品のような仕上がりになりました!
靴全体の印象が変わりました。実際見ると写真以上に全然違う(笑)
- 4Lの水にライン1(30g)のオキシクリーンをいれる
- 泥汚れが染み込んだ靴をオキシクリーンに漬け置き6時間
- その後、軽くこすり洗い
漬け置き洗いの後に雑巾でこするように洗うと、かなり綺麗になるのでお試しください!
これだけ手軽に綺麗になると、面倒な靴洗いが劇的に楽になります。
【3】上履きの絶妙な汚れ
全体的に白くなっています!元々結構長期間使っていた上履きだったのでわかりにくいですが、かなり綺麗になっている✨
- 4Lの水にライン1(30g)のオキシクリーンをいれる
- 泥汚れが染み込んだ靴をオキシクリーンに漬け置き30分
- その後、軽くこすり洗い
汚れが酷い場合は直接粉をかけてこすり洗いをしましょう!
気になるところを軽くブラシでこすって、水ですすいで天日に干しでこれだけの威力!
力をいれてゴシゴシとブラシで洗った時より白くなった印象です。
昔洗った上履きの写真も残ってたのでアップ!こんな感じでめっちゃ綺麗になってた。
【4】ポットの油汚れやケトルの茶渋
ケトルの外側は、表面が滑らかになってつるつるになりました!新品同様に見違えます。
普段しっかりこすり洗いをしても、表面に何となく凹凸を感じる仕上がりで光沢も中々でなかったから、これだけ綺麗になると嬉しい!
- 4Lの水にライン1(30g)のオキシクリーンをいれる
- 油汚れがついたホーローのポットをオキシクリーンに漬け置き6時間
- その後、水洗い+汚れが強い場所はこすり洗い
細かい部分は歯ブラシでゴシゴシするのがおすすめ!
個人的な印象だと、ホーローとオキシクリーンは相性が良いように思う。
【5】プラスチックポットの垢や茶渋
綺麗になりました!こすらず漬けて置くだけで茶渋はほぼ落ちます!
- Lの水にライン1(30g)のオキシクリーンをいれる
- 茶渋がしっかり付いたポットをオキシクリーに漬け置き6時間
- その後、水洗い。汚れが強い場所はこすり洗いをしました
端っこの方はペットボトル洗浄用のスポンジなどでのこすり洗いすると綺麗になります。水筒とかも洗えそう!
【6】雑巾の汚れ
新品まではいきませんが、かなり頑固な汚れがここまで綺麗に!
- 4Lの水にライン1(30g)のオキシクリーンをいれる
- 油汚れが染み込んだぞうきんをオキシクリーンに漬け置き3時間
- 一度ゆすぎながらこすり洗い
- さらに3時間漬け置き
- その後、洗濯機で洗う
このぞうきんはキッチンで長期間放置していたもので、捨てようと思っていたのであまり期待していませんでしたが、これだけ綺麗になるとは驚きです。
頑固な油汚れにも効果が期待できます!
【7】壁や床の汚れ
壁のクロスがホワイトならガンガン使っていきたい!効果が歴然です。
- 4Lの水にライン1(30g)のオキシクリーンをいれてオキシ汁を作る
- オキシ汁を染み込ませたキッチンペーパーやラップを壁に貼り付ける
- 1時間ほど放置し洗い流す(流せない場合はスポンジなどで拭き取り)
オキシ液が濃すぎると壁のコーティングが剥がれることがあるので、先に目立たないところで試してみると良いです!不安な場合は薄目に作ってください。
頑固な箇所には、ぺーパー類にオキシクリーンの溶液を染み込ませて貼り付けておくと落ちやすかったので、汚れの度合いによって変えてみてくださいねー
オキシクリーンなら、諦めていた住宅のあの汚れ!コノ汚れ!も落ちる可能性大なので、ぜひトライしてみましょう。
【8】お風呂のカビとか水垢系
お風呂は中々落ちない手あかや脂汚れがありますがこちらにも効果大!全体的に綺麗になりましたよ~!しみついていた臭いも取れるのでお試しあれ✋
我が家ではバスタブの中にダイナミックにオキシ汁を作っています。
- お湯を張った半分の水位90Lの水にライン4×5杯(600g)のオキシクリーンをいれる
- オキシクリーンを入れてお風呂グッズを漬け置き6時間
- その後、こすり洗いでよくすすぐ
お風呂の蓋やイス、洗面器などいろいろ入れておいてオキシ漬けするのがおすすめ。
放置でこれだけ綺麗になると楽で嬉しいですね。
【9】トイレの床
トイレ床の黄ばみはかなり効果感じました。
オキシクリーン溶液をペーパーに染み込ませて貼り付け洗いをしましたよ~!
- 4Lの水にライン1(30g)のオキシクリーンをいれる
- オキシクリーンの溶液でサボったリングの漬け置き
- 便器は、溶液でこすり洗い
- 床の黄ばみはオキシクリーン溶液をペーパーに染み込ませて貼り付け洗い
薄めたオキシ汁をスプレーして放置後に拭き取りでも良さそう!
見た目の綺麗さはもちろん、洗浄効果で臭い汚れもとってくれるので、しみついたアンモニア臭も軽減されました。
床が綺麗になると部屋全体が明るくなって、清潔感が増すわ~
【10】洗面台
バスタブと同じ容量で洗っていきます。漬け置き洗い後に少しこすり洗いしただけで、力要らずで綺麗になりました。
白さがまして光沢すら感じます!正直写真以上に美しい仕上がり。
- 4Lの水にライン1(30g)のオキシクリーンをいれる
- お湯を張ったシンクにオキシクリーンを入れて漬け置き6時間
- その後、こすり洗い
排水口の黒ずんだ汚れも落ちたのは驚きました!かなり頑固な状態でしたが、こちらはこすり洗い無しで落ちてしまいました。
シンクの表面が滑らかになってつるつる~!白さが増して明るいシンクに戻りました。
【11】キッチンのシンク(ステンレス)
こちらもお風呂、洗面台シンクと同じ容量で行っていきます。
- 8Lの水にライン2(30g)のオキシクリーンをいれる
- お湯を張ったシンクにオキシクリーンを入れて漬け置き6時間
- キッチン用品もいくつか投入
- 漬け置き後はこすり洗い
時間がたつと油汚れなど浮き出てきます(汗)何もしていないのにこれだけ汚れ落ちしてくれると助かります。
溶液を流した後の頑固な汚れは丁寧にこすり洗いをしましたが、普段より力いらずで綺麗になりました。
シンクは久しぶりにつるつるになって感動です。
【12】ウタマロクリーナーとの併用
オキシクリーンで漬け置き洗いできないものにおすすめなウタマロクリーナー。発売から50年以上という老舗中性洗剤です!
ウタマロクリーナーは油汚れに強い!オキシクリーンの漬けおきだけでは綺麗にならない超頑固な油汚れは、ウタマロである程度落としてからオキシ漬けするのがベスト。
あっという間に綺麗になります。中性の洗剤なので頭上の掃除でも安心です。※目に入った場合はすぐに洗い流してください。
【13】重曹と合成して超強力オキシペーストを作る
オキシクリーンと重曹を混ぜると、研磨作用のあるペースト状の洗剤が作れます!
オキシクリーンはカビや汚れを浮き上がらせる強い力はありますが、頑固な汚れのこすり洗いには向いていません。
ペースト状の洗剤を作ることにより、漬け置きできない場所などにぴったりと張り付くことができるのでより効果的に汚れを落とすことができます!
オキシ漬け→重曹こすり洗いという使い方で、一つの成分ではなかなか落ちない頑固な汚れをお互い助け合って落とすというのが効果的な使い方だと思いました。
頑固な焦げ汚れもガシガシ削れます。
【14】クエン酸と使い分けてお掃除する
ナチュラルクリーニングでよく使われているクエン酸は漂白剤のオキシクリーンとは真逆の成分が入ってます。
この2つは同時に使えるの?と気になっている方も多いと思いますが、一緒に使っても大丈夫です!
むしろ、掃除する分野をはっきりと分けることで相乗効果が生まれます。
油汚れや広い範囲でのお掃除にはアルカリ性のオキシクリーン+オキシクリーンでは落とせない水垢やミネラルなどのアルカリ性の汚れにはクエン酸!
例えばお風呂のシャンプーボトルなんかはわかりやすいです。
オキシ漬けしてもなおくすみのあったシャンプーボトルがクエン酸の力でくすんだ表面がスッキリします。
このように分けてお掃除すると一つの成分では落ちなかった汚れを落とせるので、ワンランクアップしたお掃除になります。
【15】セスキ炭酸ソーダと使い分けて掃除する
セスキ炭酸ソーダはオキシクリーンより洗浄力が弱く、重曹より洗浄力が強い万能型でバランスのいいホームクリーニングで人気の洗剤!
程よい洗浄力と水にも溶けやすいセスキ炭酸ソーダは使い勝手がいい!セスキ水を作るのも簡単です。
こちらもクエン酸と同じですが、使い分けることによって掃除の時間を短縮することができます。
セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすく、洗浄力も程よいので、漬け置きできないものや場所などの拭き掃除や毎日の洗濯や洗い物に使用するのがおすすめです。
こんな感じで分けてできるので、大幅な時間短縮に繋がります!
詳しくは別記事にて。
【16】洗濯機の掃除
洗濯槽をオキシクリーンで掃除することができます。洗濯槽カビキラーなど別途買う必要がないので便利ですよ!
一度洗うと匂いも軽減されたような感じがします!オキシクリーンは洗濯槽クリーナーとしてもじゅうぶん使えますねー!
どうですかこのピカピカ感!
洗濯槽洗浄の機能があってもなくても使えるので、月に1度くらいは洗浄しておきたいところです。
まとめ
オキシクリーンの効果を最大に引き出すなら「オキシ漬け」が必須です!
汚れの度合いに応じてこすり洗いも丁寧に行っていけば、普段の掃除よりかなり手間無く力なく綺麗にできるのでかなりの優れ物です。
シンクの時は、容量が分かるバケツや鍋で溶液を作ってそのまま入れるのもおすすめ。
いろいろな素材でオキシクリーンを使って汚れ落ちを体感しましたが、陶器・ホーローはかなり相性が良いと思います。
漂白剤独特のツンとした臭いがないので、長時間つけおきしても気づかないうちに綺麗になる感じですが、作業時の手袋は必須!漂白剤ですから保護して作業してくださいね。
よくある質問:酸素系漂白剤とオキシクリーンの違いは?
主成分が過炭酸ナトリウムなのでオキシクリーンは、ハイターやシャボン玉の漂白剤と同じ酸素系漂白剤の仲間です。
オキシクリーン、ハイター、シャボン玉漂白剤の違いは?
過炭酸ナトリウム自体は化学的な成分なので全く同じものです。
共通の漂白剤成分「過炭酸ナトリウム」に各社が加えた界面活性剤やオリジナルの香料の有無が違いになります。
↑の赤文字の部分が主な違いですね。
結論
実はオキシクリーンに限らず、酸素系漂白剤であれば、だいたい同じような洗浄結果が得られます。
他の酸素系漂白剤でも、オキシクリーン同様に漬け置き洗いできます。
オキシクリーンが手に入らなければ身近な酸素系漂白剤でも代用できます!酸素系漂白剤を使ったことがない方も是非チャレンジしてみてください。
6種類の漂白剤の成分をチェックしてみよう
- オキシクリーン(アメリカ版)
- オキシクリーン(日本版)
- シャボン玉 酸素系漂白剤
- ワイドハイター
- ワイドハイターEX
- ワイドハイターEX 液体タイプ
次の写真の成分表をよく見ていただけるとわかりますが、だいたい同じです。
オキシクリーン(アメリカ版)の成分
オキシクリーン(日本版)の成分
シャボン玉 酸素系漂白剤の成分
ワイドハイターの成分
ワイドハイターEXの成分
ワイドハイターEX 液体タイプの成分
オキシクリーンを安く買えるおすすめのサイト
オキシクリーンは1kgあたりの価格で考えると安いかどうか判断できますよ。
価格 ÷ kg =で割り算してみてくださいね。
漂白剤の価格比較/2023年1月6日19時30分 時点 | ||
---|---|---|
商品名 | 価格 | 1kgあたり |
アメリカ製オキシクリーン5.26kg(コストコ店頭) | 2,948円 | 560円 |
アメリカ製オキシクリーン5.26kg(コストコオンライン) | 2,380円 | 452円 |
アメリカ製オキシクリーン5.26kg(Amazon) | 3,550円 | 678円 |
アメリカ製オキシクリーン2.27kg(Amazon) ※オキシクリーンEXとは | 2,445円 | 1,077円 |
アメリカ製オキシクリーン802g(ドラッグストア) | 1,110円 | 1,384円 |
日本語パッケージの中国産オキシクリーン1.5kg(ヨドバシ) | 1,380円 | 920円 |
日本語パッケージの中国産オキシクリーン1.5kg(Amazon限定) | 1,254円 | 936円 |
シャボン玉酸素系漂白剤750g×10袋セット | 5,700円 | 760円 |
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)1kg | 466円 | 466円 |
最近は、コストコオンラインの方が安いですね。
シャボン玉の酸素系漂白剤、過炭酸ナトリウム(漂白剤主成分)1kgは、純粋な過炭酸ナトリウム100%です。この中では一番環境に優しいです。
ハイター(衣類用)、ハイター(食器用)はAmazonより近所のスーパーの方が安いと思いますよ。近所だと280円~から売っていました。通販は、どうしても商品の値段に宅配送料が乗せられているので高くなってしまいますね。