みなさんこんなことを思ったことはないでしょうか
”ディナーロールは何故こんなにも美味しいのか?”と。
私も常々そう思っていました。
でも公開されているレシピなんてない…家で再現するのも無理だ…そんな風に苦しんでいた時、チャンスが訪れました。
それがメンバーコネクトというコストコ会員を招いてコストコ内部を散策する限定イベント。
なんと、コストコ公認で店舗の裏側を見せていただける企画に、奇跡的に当選したのです…(ブロガー冥利に尽きる)
これはディナーロールの秘密を暴くまたとないチャンス!!!その謎を解明すべく、我々はコストコの奥地へ向かった。
ディナーロールの徹底レビューはこっちをチェック
コストコパン工場に大潜入!!
イベント当日、偉い人に連れられてコストコベーカリーのキッチンに立ち入ることが許されました!
当然食品を扱う現場なので、撮影には細心の注意を払います。
髪の毛は縛り、帽子をかぶり消毒を済ませ、食材やその他機器には一切手を触れず、離れたところから写真を撮らせていただきました。
これはバックヤードに潜入する前の私。なんか面白くて写真撮った(笑)隣は妹。
今回残念ながら生地を生成するところは見れなかったのですが、すでに生地ができあがって捏ねているところだったのでそこからの工程を見せていただくことができました。
【1】パン生地を捏ねる
パン生地は、空気を入れたりグルテンを作るために捏ねる工程が必要です。
具体的に何分くらい捏ねるかはわからなかったんですが、この作業は割と力仕事であり男性スタッフもたくさんいました。
捏ね終わったら生地を一旦寝かせます。
【2】発酵
寝かせた生地はだいたいの大きさにカットされ、醗酵室で眠りにつきます。
発酵によりイーストが生地の中でガスを発生させ生地を膨らませます。その工程で生地が熟成し、パン特有の風味や香りを生み出しています。
ディナーロール特有の味わい・ふんわりとした食感は、この発酵によって作られているということですね。
【3】焼成
人の背丈より大きなオーブンで、パンを一気に焼き上げます。
だいたい20分前後で焼きあがるそうですよ。
発酵の方がはるかに時間がかかるみたいで、全ての工程で”焼く時間が一番短い”そうです。作るの大変すぎる。
【4】冷まし
焼き立てのパンは熱と水蒸気を含んでいます。
ここから粗熱をとり、水分や香りを安定させていきます。
焼き上げたオーブンの棚のまま壁際に移動させ、巨大な扇風機を使い弱めの風を当てて冷ましていきますよ。
本来天板の上で冷ますと底面の熱がうまく輩出されずにその部分だけ固くなってしまうので網などにのせて冷ますのが一般的ですが、量が多いから天板のまま冷ましているのかな👀
ディナーロールの底が少し固めの食感なのは、これが理由でしょうか?でも美味しいのでOKです👌
ベーカリーコーナーを覗いみれば、売り場のガラス越しのこの工程を見ることができる店舗もあるので是非見てみてくださいね👐
【5】袋詰め
粗熱が取れたら36個を袋詰めしてシールを貼ります。
ここまで来てようやく店頭に並ぶのですー!!
焼き立てのディナーロールは幸せの味
先ほども言った通り焼き立ては水蒸気を含んでいるので、パンは本来少し冷めた状態が美味しいのですが、今回イベント限定で焼き立てを食べさせていただきました!
写真だとわからないけど、かなり温かい状態です(笑)
食べてみるといつも食べてるディナーロールよりも数倍柔らかく、温かく、ふんわりしていて…うっとり…(*´ω`*)
こんな機会は2度とないだろうから、ブログにこの奇跡を残しておきます(笑)
まとめ
コストコのディナーロールが美味しい理由。
それは店舗で手作りしたものがすぐに並べられているから、そして生地をほどよく発酵させているので小麦の甘味と風味が豊かになっているから、短時間でサクッと焼き上げて扇風機で粗熱を取っているから。
この辺りでしょうか(/ω\)私は、製菓や製パンには詳しくないのですが、かなりこだわって作られていることはよくわかりました!!
イベント内容や当日見た物やコストコの裏側については別でレポートをまとめているのでこちらから是非見てくださいねー👋