セゾンパールAMEXデジタルは、主婦や学生でも発行しやすい年会費実質無料のクレジットカードです。
審査はセゾンカードの中では優しいレベルと言われていますが、申込者の状況によっては審査で落とされる可能性があります。
ここでは、セゾンパールAMEXデジタルの審査に落ちる理由と再申し込み時の注意点を解説します。
クレジットカードの審査に落ちたら
クレジットカードの審査に落ちる理由は、審査基準に達していない、信用情報がブラックである、などさまざまです。
ですが、基本的にどのクレジットカード会社でも審査に落ちた理由は教えてくれません。
ですが原因を特定しないまま再度申し込みをしても、また審査に落ちてしまう可能性が高いです。
セゾンパールAMEXデジタルは比較的発行しやすいクレジットカードなので、しっかりと対策すれば審査を通過することは可能です。
セゾンパールAMEXデジタルの審査に落ちる理由
理由1:本人認証ができないとキャンセル扱いになる
セゾンパールAMEXデジタルに申し込みをする際、本人認証ができないと申込のキャンセル扱いになります。
この申込みのキャンセル扱いでは、下図のように審査落ちメールが届きます…
審査に落ちしたかのような文面ですが、実は内部では審査が行われていない状態なのですぐに再申し込みしても信用情報には影響はありません。(セゾンカードに問い合わせして確認しました)
→セゾンパール・アメリカンエキスプレスカード公式サイトはこちら
解決方法:本人認証を行う
セゾンカードデジタルは、最短5分審査を実現するために他のカードとは異なり、本人認証をスキップしてしまう方はキャンセル扱いになる仕組みになっているそうです。
本人認証のやり方が分からない方は、こちらの記事で解説しているので参考にしてください。
理由2:スコアが審査基準に足りていない
クレジットカード会社は返済能力がない人にクレジットカードは発行してくれません。
クレジットカードの審査では「収入の有無」「勤務先」「職歴」などの要素を点数化=スコアリングします。
このスコアが審査基準以下だった場合=支払い能力がない、とみなされ審査で落とされる、ということになります。
解決方法:返済能力を上げる
返済能力がないと判断された場合は、収入を上げるなどの対策が必要になります。
この返済能力の判断は、クレジットカード会社によって異なる部分も多いのですが…
例えば、アルバイトや派遣社員よりも正社員の方が有利ですし、転職を繰り返している人よりも勤続年数が長い方が有利です。
理由3:信用情報に傷がある
クレジットカードの審査では信用情報も重要な審査ポイントです。
信用情報とは、加盟するクレジット会社等から登録された情報をまとめる機関が管理する情報です。主にクレジットカードやローンの支払い情報、支払いの遅延情報が記録されています。
カード会社はこの信用情報を取り寄せて、カードを発行しても問題ないか審査しています。
頻繁に支払いが遅延している方は、返済できないか、信用がない方と思われてしまい、審査に落とされることになります。
携帯電話の分割払いも信用情報に記録されます。携帯電話料金を滞納したことがある方も要注意です。
解決方法:信用情報を確認する
- クレジットカード、キャッシングや携帯料金の支払いなどが遅れた
- クレジットカードを強制解約された
- 返済不能となり債務整理をした
これらは「金融事故記録」として保存され、以降5年間は情報機関に残り続けることになります。
未払いの記録を調べたい場合は、CIC(割賦販売法・賃金業法指定信用情報機関)を利用することになります。パソコン、スマホや郵送で自分の信用情報を調べることができますよ。
確率は極めて低いですが、同姓同名の別人の信用情報が自分の信用情報に登録されている場合があります。こういった誤情報もCICで調べることができます。
理由4:クレジットカードの利用実績がない
クレジットカードやカードローンを利用したことがない人でも審査に落とされる可能性があります。
特に30代以上で過去にカードを1枚も持ったことがない場合は、破産者を疑われている可能性もあります。
解決方法3:クレジットカードの利用実績を作る
カード会社からすれば、判断するだけの材料がないため審査で落とさざるを得ない、ということです。
信用情報がなくて落とされた場合は、審査の通りやすいクレジットカードで実績を作ってから申し込む、といった対策が必要です。
セゾンカードデジタルはセゾンカードの中でも一番作りやすいカードだと思います。
理由5:総量規制を超える申込みをした
つまりキャッシング枠(=そのカードで借りれるお金の額のこと)が、自分の年収の3分の1以上になると審査に落とされる、ということ。
例えば年収300万円の人の場合、借入総額は100万円ということになります。
キャッシング枠は申込み時に希望を入力できますが、この総量規制を超える申し込みはしないようにする必要があります。
解決方法4:キャッシング枠はできるだけ低くする
お金を借りる機能であるキャッシングを希望すると審査が厳しくなる傾向があります。
なので必要なければキャッシング枠を低くして、審査に通りやすくするのも手です。
ここで注意すべきなのは、総量規制とは「実際に借りている金額」ではなく、「いくら枠があるのか」で計算されます。
そのため他にカードローンやクレジットカードのキャッシング枠がどのくらいあるのか、一度チェックしておきましょう。
理由6:複数のクレジットカードに申込みをした
クレジットカードを申し込みした回数も信用情報に記録されているため、短期間に複数のクレジットカードに申し込みした場合は審査に落ちる可能性が高いです。
複数のクレジットカード、カードローンに申込みをしている人=お金に困っている、と判断される恐れがあります。
解決方法:クレジットカードの申し込みは期間を空ける
クレジットカードの申込履歴は6か月間記録されているため、半年経てば申し込みで不利にならなくなります。
ただし次の理由の場合は審査に落ちた直後でも申し込みが可能です。
理由7:在籍確認がとれない
申し込み時に入力した勤務先が嘘ではないか、在籍確認が行われます。この時確認がとれないと審査に落ちてしまいます。
勤務先が虚偽だった場合、年収などの情報も信用しにくいですよね。
場合によっては、信用情報に勤務先が記録されているため在籍確認が省略されることもあります。
解決方法:在籍確認がうまくいかない場合カード会社に相談する
何らかの事情で会社に在籍確認の電話をしてほしくない、という方は、クレディセゾンに電話をして在籍確認の相談をしてください。
カード会社も多くの人にカードを持ってほしいので、特別な事情がある場合は対応してくれることがあります。
セゾンパールAMEXデジタルの審査基準
公式サイトに記載されている、セゾンパールAMEXデジタルを作れる方の条件はこちら。
セゾンカードデジタルの申し込み資格に、収入の有無の条件はありません。
なので、主婦の方やアルバイト・パートの方でも作りやすいカードと言えます。